PlaudのAIイヤホン型レコーダー、4万4000円で年内
3行でわかる
- Plaudが録音から資料作成・共有まで進めるAI機能を強化した
- イヤホン型のPlaud Oneは4万4000円で、年内に数量限定で発売
- 通信料不要のeSIM入りだが、エージェント連携の一部は後から追加
AIボイスレコーダーの米Plaudは10月21日、eSIM内蔵のイヤホン型「Plaud One」を4万4000円で年内に数量限定発売すると発表しました。
Plaud Oneの中身
充電ケースとイヤホンの組み合わせで、録音機、AIエージェント、イヤホンの3役をこなします。通話やオンライン会議はイヤホンで、対面の会議はケースで録音します。ケースにはマイクが4つあり、最大5メートル先の声を録音できます。
ケースにはeSIM(SIMカードの代わりに内蔵される通信機能)が入っています。スマホがなくても録音をクラウドに送れます。80以上の国と地域で使え、契約も通信料も要りません。使うキャリアは公表されていません。
AIエージェントの使い方
ケースのAIボタンを長押しするか、イヤホンをつけて「Hey Plaud」と呼ぶと、AIエージェントが動きます。「今日の会議をまとめて、チーム向けのフォローアップを作って」と頼むと、決定事項と対応事項をまとめた文書ができます。答えはイヤホンかケースのスピーカーで聞けます。
ITmedia NEWSの試用記事によると、Plaud Oneとエージェントの連携は、発売前のため動作していません。一部の機能は今後の更新で順次追加され、地域によって時期が違います。
強化されたAI機能群
Plaudの累計ユーザーは世界で300万人を超えました。AI機能群「Plaud Intelligence」は、書き起こしの先まで進めます。 ・アーティファクト:録音をもとに、スライドや文書、PDFを作る ・コネクタ:Googleカレンダー、Slack、Notionなどで共有する ・スキル、ルーティン:作業を登録し、予定に合わせて自動で動かす ・メモリー:使うほど役割や好みを覚える
ITmedia NEWSの試用では、録音をイベントやプロジェクト、顧客ごとに整理できました。「昨日の録音」のようなあいまいな指示でも動き、「結果をメールで送って」と頼むと、送る前に確認を求めました。
価格と同時発表の製品
Plaud Oneは4万4000円(税込みか税別かは明記されていません)で、年内に数量限定で発売されます。正確な発売日と数量は発表されていません。事前登録は10月21日に始まり、登録者には3520円分のクレジットが付きます。Plaud Intelligenceの一部機能は、このクレジットを使います。
同時に、カード型の「Plaud Note Pro Flow Edition」(2万9700円、10月29日発売)も発表されました。厚さ約3ミリ、重さ30グラムです。スマホに近づくと録音が自動で送られ、文字起こしと要約が作られます。自動転送は今のところiPhoneだけが対象です。
試用で挙がった気になる点
ITmedia NEWSの筆者は2点を挙げています。1つ目は、イヤホンは娯楽の道具という印象が強く、商談の場になじむかは意見が分かれることです。2つ目は、アプリは録音時に参加者の同意を求めますが、ケースでの録音には同意についての記載がなく、盗聴に使われる恐れがあることです。
あなたへの影響・やること
- 会議や取材の録音が多い人:Plaud Oneは数量限定で、年内発売です。事前登録をすると3520円分のクレジットがもらえます
- 買う前に確かめること:エージェント連携の一部は発売後の更新で追加されます。使いたい機能が動くかを発売時に確かめる
- 対面で録音する人:ケースでの録音には同意の案内がないため、相手に一言伝えてから使う
