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Yahoo!フリマ・ヤフオク、17.4万件を削除 転売AIも強化

EC・決済11月5日(木)の号出典:ECのミカタ

3行でわかる

  1. LINEヤフーがYahoo!フリマとヤフオクの安全対策レポートを公開
  2. 2026年上半期に規約違反で消した商品は17.4万件で過去最多
  3. 出品者は、転売対策の強化とAI監視を前提に出品する必要がある

LINEヤフーは10月22日、Yahoo!フリマとヤフオクの安全対策レポートを公開しました。上半期の削除は17.4万件でした。

商品削除件数の推移。2026年上半期は過去最多の17.4万件
商品削除件数の推移。2026年上半期は過去最多の17.4万件 画像提供:LINEヤフー

削除は過去最多の17.4万件

2026年上半期に、ガイドライン違反で削除した商品は17.4万件で、過去最多でした。LINEヤフーは、新しく作った転売対策ポリシーが数字を押し上げたとしています。

転売対策ポリシーの中身

このポリシーは4月に発表されました。利益目的の不正な買い占めや、買い占めで品薄になり正規の買い手が困る状況などに、出品を制限します。メーカーの注意や販売方法に反する取引も対象です。

転売をすべて禁じるわけではなく、市場への影響が大きい商品を指定して制限します。期間は、品薄が続く商品なら長く、発売日前後の需要増なら短くなります。過去には、2025年11月に定価超えの新品ゲームソフト、2026年1月に一部のプラモデルの出品が制限されました。

AIが出品と取引を見張る

新しく入れた「画像類似AI」は、公式サイトなどの基準画像と出品写真を見比べます。転売対策の対象商品では、検知率が文字による検知の46%から90%に上がりました。

出品時には、題名・説明文・写真をAIが読み、不正のリスクを点数にして、見回り担当者に知らせます。取引中も、メッセージからトラブルの兆候を探します。今後は、偽物や海賊版への対策として、AIによる見回りを強め、「権利侵害対策ガイドライン」も作る予定です。

出品者に関わる新機能

Yahoo!フリマに「他フリマ実績バッジ」が加わりました。ほかのフリマでの取引実績を連携し、審査を通ると、公式のバッジがプロフィールなどに出ます。Yahoo!フリマで新しく売る人が、信用を示す手段になります。

ヤフオクの鑑定サービスは、トレーディングカードに加えて、ファッション、アクセサリー、時計へ広がりました。対象は257ブランドです。

トラブルの割合と補償

取引トラブルの遭遇率は、Yahoo!フリマが0.26%、ヤフオクが0.10%でした。取引1万件あたり、それぞれ約26件と約10件です。算出方法を変えたため、過去の分も同じ基準でやり直しています。

買い手が「商品に満足できない」と申請できる「商品満足サポート」は、2026年8月時点で、審査が平均約0.7日で終わります。通過率は約93%で、お見舞いの付与は平均1日以内です。AIが申請内容を先に調べ、最終判断は専任スタッフが行います。

17.4万件上半期に削除した商品
90%転売の検知率(旧46%)
0.26%フリマのトラブル遭遇率

公式の画像

画像類似AIを使った転売対策の仕組みと、検知率の向上
画像類似AIを使った転売対策の仕組みと、検知率の向上 画像提供:LINEヤフー
出品時と取引中のAI検知の流れ、トラブル遭遇率の推移
出品時と取引中のAI検知の流れ、トラブル遭遇率の推移 画像提供:LINEヤフー
AIを使った補償審査の流れと、審査にかかる日数
AIを使った補償審査の流れと、審査にかかる日数 画像提供:LINEヤフー
Yahoo!フリマの「他フリマ実績バッジ」と、ヤフオクの鑑定対象の拡大
Yahoo!フリマの「他フリマ実績バッジ」と、ヤフオクの鑑定対象の拡大 画像提供:LINEヤフー

あなたへの影響・やること

  • Yahoo!フリマやヤフオクで転売をする人は、対象商品に指定されていないか、制限ページで確かめる
  • 定価超えの出品や買い占め品は、削除や出品制限の対象になりうるので避ける
  • ほかのフリマで実績がある人は、「他フリマ実績バッジ」の審査に申し込むと信用を示せる
  • 買い手から「満足できない」と申請が出ると審査は約0.7日で終わるので、商品の状態は写真と説明文で正確に伝える

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