Yahoo!フリマ・ヤフオク、17.4万件を削除 転売AIも強化
3行でわかる
- LINEヤフーがYahoo!フリマとヤフオクの安全対策レポートを公開
- 2026年上半期に規約違反で消した商品は17.4万件で過去最多
- 出品者は、転売対策の強化とAI監視を前提に出品する必要がある
LINEヤフーは10月22日、Yahoo!フリマとヤフオクの安全対策レポートを公開しました。上半期の削除は17.4万件でした。

削除は過去最多の17.4万件
2026年上半期に、ガイドライン違反で削除した商品は17.4万件で、過去最多でした。LINEヤフーは、新しく作った転売対策ポリシーが数字を押し上げたとしています。
転売対策ポリシーの中身
このポリシーは4月に発表されました。利益目的の不正な買い占めや、買い占めで品薄になり正規の買い手が困る状況などに、出品を制限します。メーカーの注意や販売方法に反する取引も対象です。
転売をすべて禁じるわけではなく、市場への影響が大きい商品を指定して制限します。期間は、品薄が続く商品なら長く、発売日前後の需要増なら短くなります。過去には、2025年11月に定価超えの新品ゲームソフト、2026年1月に一部のプラモデルの出品が制限されました。
AIが出品と取引を見張る
新しく入れた「画像類似AI」は、公式サイトなどの基準画像と出品写真を見比べます。転売対策の対象商品では、検知率が文字による検知の46%から90%に上がりました。
出品時には、題名・説明文・写真をAIが読み、不正のリスクを点数にして、見回り担当者に知らせます。取引中も、メッセージからトラブルの兆候を探します。今後は、偽物や海賊版への対策として、AIによる見回りを強め、「権利侵害対策ガイドライン」も作る予定です。
出品者に関わる新機能
Yahoo!フリマに「他フリマ実績バッジ」が加わりました。ほかのフリマでの取引実績を連携し、審査を通ると、公式のバッジがプロフィールなどに出ます。Yahoo!フリマで新しく売る人が、信用を示す手段になります。
ヤフオクの鑑定サービスは、トレーディングカードに加えて、ファッション、アクセサリー、時計へ広がりました。対象は257ブランドです。
トラブルの割合と補償
取引トラブルの遭遇率は、Yahoo!フリマが0.26%、ヤフオクが0.10%でした。取引1万件あたり、それぞれ約26件と約10件です。算出方法を変えたため、過去の分も同じ基準でやり直しています。
買い手が「商品に満足できない」と申請できる「商品満足サポート」は、2026年8月時点で、審査が平均約0.7日で終わります。通過率は約93%で、お見舞いの付与は平均1日以内です。AIが申請内容を先に調べ、最終判断は専任スタッフが行います。
公式の画像




あなたへの影響・やること
- Yahoo!フリマやヤフオクで転売をする人は、対象商品に指定されていないか、制限ページで確かめる
- 定価超えの出品や買い占め品は、削除や出品制限の対象になりうるので避ける
- ほかのフリマで実績がある人は、「他フリマ実績バッジ」の審査に申し込むと信用を示せる
- 買い手から「満足できない」と申請が出ると審査は約0.7日で終わるので、商品の状態は写真と説明文で正確に伝える

