お酒EC調査、20代の88.9%がカゴ落ち。主因は比較と送料
3行でわかる
- シナブルが、お酒をネットで月1回以上買う1009人に聞いた調査を発表
- 20代の88.9%、30代の85.5%が「カゴ落ち」の経験あり。理由は比較と送料
- 年代ごとに、商品ページで見る情報が違う
ECツールを売るシナブルは11月4日、お酒のネット購入に関する調査結果を発表しました。20代の88.9%が、カートに入れたのに買わずにやめた経験があります。

調査の中身
対象は、ネットショップで月1回以上お酒を買う20〜60代の男女1009人です。調査は9月1〜2日にインターネットで行われました。シナブルは自社のEC向けツールを売る会社で、調査はその紹介を兼ねています。
探し方と買う理由
お酒の探し方は、「商品名で直接探す」が59.2%で最多でした。「お酒の種類だけ決めて探す」は36.2%、「予算や価格帯に合わせて探す」は29.9%です。買うものを決めてから来る人が多いと、シナブルは見ています。
ネットで買うよさは年代で分かれます。20代は商品レビューを見られること、店員の目を気にせず選べることが上位でした。30代以上は、重いお酒を持ち帰らずに済むことと、価格の安さが上位です。
カゴ落ちの実態と理由
カゴ落ちとは、商品をカートに入れたまま買わずにやめることです。「よくある」「ときどきある」と答えた人は、20代で88.9%、30代で85.5%でした。年代が上がると、経験のない人が増えます。
やめた主な理由は、他のサイトや実店舗との比較と、送料の高さです。シナブルによると、ネットでお酒を買う最大の壁も送料で、31.1%でした。
年代別に見たい情報と不満
商品ページで見る情報は、20代が受賞歴や専門家の評価、30〜40代が口コミ・レビュー、50〜60代が値引き価格・送料無料・ポイント還元率でした。
おすすめ表示への不満も違います。20代と60代は在庫切れの商品が出ること、30〜40代は予算や飲む場面に合わないことが多く、20〜30代は「なぜすすめられるのか」がわからないことを挙げました。好みに合う商品を出す店があれば、買う回数や金額が増えると答えた人は68.9%です。
小さな店で試せること
シナブルは、「あと500円で送料無料」のような案内や、味の説明の表示、年代ごとに分けたメールやLINEの配信を例に挙げています。これは調査会社の提案で、効果は確かめられていません。
お酒以外の商品でも、送料の見せ方や商品ページの情報の出し方を見直す手がかりになるかもしれません。ただし、この調査は1社の依頼によるもので、回答者はお酒を月1回以上ネットで買う人に限られます。
公式の画像

あなたへの影響・やること
- ネットショップを運営する人は、カゴ落ちの理由が送料と他店との比較にあるか、自分の店のデータで見直す
- 送料無料になる金額を商品ページやカートで知らせる方法を検討する
- 買う側として使うときは、送料を含めた合計金額で他店と比べる

