JADMA調査、通販の1件あたり注文額が1万435円に
3行でわかる
- 日本通信販売協会が会員企業375社の2025年度調査を公表
- 注文1件あたりの平均金額は1万435円で、前年度より889円増
- 送料無料の基準は平均7687円で、自分の店の価格を見直す目安になる
日本通信販売協会(JADMA)は11月2日、会員375社の2025年度の実態調査を公表しました。注文1件あたりの平均は1万435円です。
調査の対象と全体の売上
調査はJADMAの会員企業375社が対象で、6月25日から8月17日に行われました。報告書は、2025年度の通販の全体売上高を推計で15兆4085億円、前年度比5.9%増としています。通販通信ECMOが11月4日に報じました。
注文額と商品単価の変化
注文1件あたりの平均金額は1万435円で、前年度より889円増え、1万円を超えました。商品の平均単価は7239円で、前年度より380円高くなっています。平均の取扱商品数は9252点で、前年度の7236点から増えました。
一方、回答企業の平均受注件数は67.9万件で、前年度の91.9万件より減りました。件数は減り、1件あたりの金額は上がった形です。
送料無料の線引きと配送
送料無料にする基準金額(税込み)は、平均7687円でした。送料の決め方でいちばん多いのは「一定金額以上の購入で無料」で、63.6%です。
配送業者は複数回答で、ヤマト運輸が77.1%、日本郵便が56.8%、佐川急便が45.8%でした。
販売サイトと広告の使い方
使っている販売サイトは複数回答です。独自サイトが92.2%、楽天市場が62.1%、Amazonジャパンが59.5%、Yahoo!ショッピングが51.7%でした。取扱商品の上位は、健康食品が50.0%、化粧品・香水が47.5%、食料品が39.0%でした。
広告に使う媒体はインターネット(パソコン)が最多です。ネット広告の手法は、Instagram、リスティング広告(検索結果に出る広告)、LINEが上位3つでした。
個人の店に置き換えると
対象は協会の会員企業で、個人の出品者とは規模が違います。それでも、1万円前後の注文額や7687円前後の送料無料ラインは、自分の商品の値付けや送料の決め方を見直す目安になりそうです。
あなたへの影響・やること
- ネットショップを持つ人は、送料無料の基準額が平均の7687円と比べて高すぎないか見直す
- 主力商品の価格や、まとめ買いで届く金額を、平均の1万435円と比べてみる
- 多くの会社が独自サイトに加えて楽天市場やAmazonも使っている。手数料と手間を比べて出品先を決める
- この数字は会員企業の平均で、個人の売上にそのまま当てはまるわけではない

