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AI生成画像を99.2%見抜く拡張機能、米Pangramが公開

AI11月6日(金)の号出典:ITmedia AI+

3行でわかる

  1. 米Pangram Labsが、AI生成画像を見分けるAIを11月4日に発表
  2. AI画像の99.2%を検出し、本物を誤判定する率は0.27%(自社テスト)
  3. Chrome拡張は無料で入れられるが、SNSの自動チェックは有料

米Pangram Labsは11月4日(米国時間)、AI生成画像を見分ける「Pangram Image 1.0」を、Chrome拡張機能で使えるようにしました。

何ができるようになったか

Chromeに拡張機能「Pangram AI Detection」を入れると、SNSや通販サイト、賃貸サイトの画像がAI製かを確かめられます。本物の写真にAIで物を足した画像では、怪しい部分を色分けして示します。

動画向けの「Pangram Image Flash 1.0」も同時に出ました。AIが作った疑いのある部分を、ヒートマップ(色分け図)で赤く表示します。動画の判定は、ウェブ版でファイルを上げて使います。

精度の数字と注意点

Pangramは、AI画像の99.2%を見抜き、本物を誤ってAIと判定する割合は0.27%だと説明しています。本物の写真100枚から、12種類の画像生成AIで似た画像を1200枚作ったテストでは、99.96%でした。このテストはPangram自身が作ったもので、第三者の検証ではないと、米The Next Webは指摘しています。

動画は、学術的な評価データ「DF26」で98.7%でした。Pangramは、2位より29ポイント高いと説明しています。512×512ピクセルより小さい画像は、結果に「自信が下がる」との注意が付きます。米Engadgetが試したところ、明らかに本物の写真ではない2枚が「不明」と出ました。

料金と日本での使い方

拡張機能は無料で入れられますが、SNSの画像を自動で調べる機能は有料プランが必要です。無料アカウントでも、少数の画像は確かめられると、Engadgetは伝えています。月額などの料金は、報じられていません。

開発者向けのAPI(ほかのサービスから呼び出す仕組み)は、静止画が1枚0.25ドルです。動画向けは、画像1枚あたり0.05ドル、または動画1秒あたり0.05ドルです。日本での提供や日本語対応は、発表されていません。

作るのが難しかった点

7月に研究用の試作版(Pangram Image 0.1)を公開し、利用者の声をもとに作り直したのが今回の1.0です。開発では、本物のスマホ写真をAI画像と誤判定する問題が残りました。公開を遅らせ、iPhoneの最新機種で確かめたと、CEOのMax Spero氏が話したと、Engadgetが伝えています。

多くのスマホは、撮った写真にAIで細部を足す処理をしているため、本物でもAI的な特徴が出ることがあります。

99.2%検出できたAI画像の割合
0.27%本物をAIと誤判定する割合
98.7%AI動画の検出率(DF26)

あなたへの影響・やること

  • SNSの画像を疑わしく感じたら、Chromeの拡張機能で確かめる手があります。ただし結果は参考にとどめてください
  • 「AIではない」と出ても、本物とは限りません。小さい画像は特に当てになりにくいです
  • SNSの自動チェックは有料です。まず無料で、気になる画像を数枚試すのがよさそうです

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