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Qoo10メガ割 4000円の商品の利益は1040円

EC・決済11月6日(金)の号出典:コマースピック

3行でわかる

  1. Qoo10の大型セール「メガ割」は、割引の半分を出店者が負担する
  2. 4000円の商品の例では、利益は1040円。店のクーポンを10%足すと640円
  3. 参加には、直近約3か月の注文実績とキャンセル率10%以下が必要

コマースピックは11月5日、ECの支援会社Limelightの代表が書いた、メガ割で売り上げ300万円までの店向けの準備の手順を掲載しました。

メガ割と出店者の負担

メガ割は、Qoo10が年に4回(3月・6月・9月・11月ごろ)開く大型セールです。クーポンは1商品につき20%引き、上限は1枚1万円です。この20%のうち、10%を店が、10%をQoo10が負担します。店のクーポンとの併用もできます。

ECのミカタに載った広告記事(PR)によると、2026年5月29日から6月10日のメガ割で、国内の出店者全体の売り上げは前年から22%増えました。公式ブランド店は47%増です。

利益はいくら残るか

筆者は、価格4000円の商品の例を示しています。商品の仕入れ代1200円、カテゴリ手数料400円(10%の場合)、メガ割の費用460円、送料500円、広告費400円を引くと、残る利益は1040円です。

メガ割の費用460円は、割引の負担10%に、システム利用料1%と値引き支援料0.5%を足した約11.5%です。店のクーポンを10%(400円)足すと、利益は640円に下がります。20%(800円)出すと、240円になります。

参加の条件と準備の流れ

参加には、直近の約3か月に注文実績があり、キャンセル率が10%以下であることが必要です。発送は原則3日以内です。在庫は、ふだんの月の販売数の数倍を用意する目安が示されています。

準備の流れは、開催の約1か月前に目標を決め、売る商品を1〜3つにしぼって仕入れるところから始まります。3〜4週間前に価格と割引を固めて申し込み、赤字になる商品は外します。2〜3週間前に画像とバナーを作ります。

広告と目標の立て方

広告費は売り上げの10%以内、つまりROAS(広告費に対する売り上げの倍率)1000%以上が目安です。目標が300万円なら、広告費の上限は約30万円です。

目標300万円を平均注文額3000円、購入率3%で達成するには、注文が1000件、訪問者が約3万3000人必要という計算例も示されています。なお、この記事はQoo10の運営会社の発表ではなく、Limelightの代表による寄稿です。

1040円→640円店のクーポン10%で利益減
約11.5%メガ割の費用の割合
10%以内広告費の売上比の目安

あなたへの影響・やること

  • メガ割に出す人は、販売価格から仕入れ・手数料・送料・広告費・割引負担を引いた利益を、1商品ずつ計算する
  • 店のクーポンを重ねる場合は、利益がいくら減るかを先に確かめる
  • 参加資格は、直近約3か月の注文実績とキャンセル率10%以下で、条件に届くか事前に確認する
  • 在庫と発送の体制は、ふだんの数倍の注文が入っても3日以内に出せるか見直す

もとになった記事・発表

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