MetaのMuse、アバターと話せる機能を米国で開始
3行でわかる
- Metaが、AI「Muse」と声や顔つきのアバターで会話できる機能を、11月5日に米国で始めました。
- 返答が始まるまでは約870ミリ秒で、無料でも使えますが、利用には上限があります。
- 対象は米国の18歳以上で、日本での提供や日本語対応は発表されていません。
Metaは11月5日、AIアシスタント「Muse」で、声とアバターによるリアルタイムの会話機能の提供を米国で始めました。
何ができるようになった
Museは9月8日に米国で始まった、Metaの個人向けAIです。今回は声で話しかけると、画面のアバターが表情や身ぶりをつけて答えます。話の途中で口をはさむこともできます。画面は、声だけ、アバターを横に表示、全画面の3通りから選べます。
最初のアバターは、「Jolly」という名前のキャラクターです。人、動物、ほかのキャラクターに変えられます。声は数百種類から選べ、元気なニューヨーカー風から海賊風まで幅があります。アバターが踊る動画を作って、共有することもできます。
用事も頼める
Museは、旅行の手配やメールの送信を代わりに進めます。アプリを閉じても作業を続けます。購入のような大事な操作の前や、指定した変化があったときは、利用者に知らせて確認を取ります。
対象の人・料金・端末
提供は米国で、18歳以上が対象です。アバター機能だけの料金は発表されていません。Museの料金は、無料(利用上限あり)、月20ドルのPower、月100ドルのMaximumの3つです。Powerは週5億、Maximumは週30億の「Museトークン」(AIの利用量の単位)まで使えます。
対応する端末は、媒体によって説明が分かれています。モバイル、ウェブ、Macで使えると伝える媒体と、Museアプリだけだとする媒体があります。日本での提供や日本語対応は発表されていません。Metaのヘルプは、アプリとサイトが「まだすべての地域では使えない」としています。
品質と今後の予定
Metaの公表値では、映像は縦長の448×768ピクセル、1秒25コマです。話し終えてから返答が始まるまでは約870ミリ秒です。作られた映像には、見えない電子透かし「Video Seal」が入ります。米The Vergeの記者が試したところ、反応は速い一方、ときどき間が空き、選んだアバターは「少し不気味」でした。
Metaは、AIグラスにも「あとで」対応するとしています。米TechCrunchによると、身につける新端末「Muse Charm」は年内に出る見込みです。同誌は調査会社Sensor Towerの数字も伝えています。Museは発売から40日間で、米国のダウンロードが1000万を超えました。
あなたへの影響・やること
- 米国在住で18歳以上の人は、Museアプリで順次使えるようになります。
- 日本から使えるかどうかは発表されていません。Metaの続報を待ちましょう。
- 用事を頼む場合は、購入やメール送信の確認画面で内容を読んでから承認します。
- 無料版には利用上限があります。たくさん使うなら、月20ドルか100ドルのプランが必要になるかもしれません。
