Amazon、7〜9月に15億点超を当日・翌日配送
3行でわかる
- 米Amazonは7〜9月に、プライム会員へ15億点超を当日か翌日に届けたと発表しました。
- 約30分で届く「Amazon Now」の注文点数は、前年の10倍になりました。
- 出品者向けの新ルールや手数料の発表はなく、すぐ必要な手続きもありません。
米Amazonは10月29日(現地時間)の決算発表で、7〜9月期は世界全体で過去最速の配送だったと明らかにしました。

配送の速さで何が変わった
アンディ・ジャシーCEOは、7〜9月にプライム会員へ当日か翌日に届けた商品が15億点を超えたと述べました。店舗事業の今年の販売数量は、前の年と比べて約15%増えました。
「Amazon Now」は注文から約30分で届くサービスで、450を超える都市・地域で使えます。注文点数は前年の10倍です。日本で使えるかどうかは、今回の発表では示されていません。
伸びているのは食品と日用品
生鮮食品と日用品は、7〜9月に店全体の約3倍の速さで伸びました。販売数量の約半分を占めています。
当日配送で生鮮食品を買う人は、使わない人より日用品を約7倍多く買っています。食料品をよく買う人は、家庭用品や衣料など食品以外も約4倍多く買い、使う金額は2倍を超えるとAmazonは説明しました。米専門メディアのSupermarket Newsによると、無料の当日配送で頼む生鮮食品は、月間注文数が1年で3倍超です。
配送コストと利益の見通し
Amazonは、商品1個あたりの配送コストを4年連続で下げる見込みです。コストを抑えることで、競合と同じか、より安い価格を出せるとしています。店舗事業は広告を含めて2桁の営業利益率を保っています。
会社全体の7〜9月期は、売上が2019億ドルで前年より12%増えました。営業利益率は13.9%で、過去最高です。広告収入は市場予想に届かなかったとSupermarket Newsは伝えています。
出品者に関わる点と今後
今回の発表に、出品者向けの数字や手数料、ルール変更は含まれていません。AIの買い物アシスタントは、過去1年に4億人が使ったとSupermarket Newsが伝えています。やり取りは前年の570%増で、米国の利用者は使わない人より1回の注文で50%多く使うといいます。
買う人が早い配送に慣れるほど、発送に日数がかかる店は比べられやすくなるかもしれません。これは筆者の見方で、Amazonが述べたことではありません。
あなたへの影響・やること
- Amazonで売っている人は、今回の発表で必要な手続きはない。
- 自分で発送している人は、商品ページに発送までの日数を書き、遅れそうなときは先に知らせる。
- 食品や日用品を扱う人は、早く届く競合が増える可能性を頭に入れておく。
- 日本の出品者向けの変更は、Amazonの出品者向けお知らせで確かめる。

