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Amazonのパスキー利用者5億人超、ログイン6倍速と発表

EC・決済11月3日(火)の号出典:ネットショップ担当者フォーラム

3行でわかる

  1. Amazonは、パスキーを有効にした利用者が世界で5億人を超えたと発表した。
  2. Amazonは、パスワードより約6倍速くログインでき、偽サイトにも強いと説明している。
  3. 6倍の測り方は公開されておらず、自社でも同じ結果になるとは限らない。

Amazonは10月20日ごろ、指紋や顔で本人確認するパスキーの利用者が世界で5億人を超えたと発表しました。

スマホの顔認証でAmazonにサインインするイメージ
スマホの顔認証でAmazonにサインインするイメージ 画像提供:Amazon

利用者は3年で5億人超に

パスキーの導入は2023年10月で、およそ3年での到達です。Thurrott.comによると、2024年10月は1億7500万人、2026年5月には4億6500万人でした。

Amazonは、利用者が今も毎日増えていると話しています。

パスキーとは、6倍速の中身

パスキーは、スマホやパソコンに入っている認証の仕組みを使います。指紋、顔、画面ロックの暗証番号のどれかでログインでき、パスワードを覚えたり打ち込んだりする必要がありません。

Amazonは、パスワードより約6倍速くログインできると説明しています。偽サイトで情報をだまし取られる手口(フィッシング)にも強いそうです。ただし、6倍の比べ方や測り方は公開されていないと、Thurrott.comは指摘しています。

使える場所と設定のしかた

使えるのは、ブラウザ、iPhoneとAndroidのAmazonショッピングアプリ、Audibleアプリです。設定は、アカウント画面の「ログインとセキュリティ」にあるパスキーの項目から行います。

2023年10月の導入時は、ブラウザとショッピングアプリで設定できました。Amazonは過去1年で、登録しやすい案内や、ログインが必要な場面での利用を広げてきました。

ほかの会社の対応状況

Google、Microsoft、Appleもパスキーに対応しています。PayPalも、2023年にAndroid向けの提供を始めています。

PYMNTSによると、Amazonの幹部は2023年の導入時に、パスワードは当面なくならないが一歩前進だと話しました。金融業界の幹部の間では、移行の間はパスワードやワンタイムコードも併用すべきだという声もありました。ワンタイムコードは、1回だけ使える数字です。

これからの動きと店への影響

Amazonは今後、顧客との接点すべてでパスキーを使えるようにし、最終的にはパスワードに頼らない形を目指します。

ネットショップ担当者フォーラムは、ログインの面倒が購入途中の離脱につながりうると触れています。認証がなめらかになれば、売上の取りこぼしが減るかもしれません。自社サイトに入れる費用や方法は、まだ示されていません。

5億人超パスキー利用者
1億7500万人2024年10月の利用者
約6倍パスワードより速い

あなたへの影響・やること

  • Amazonで買い物をしている人は、アカウント画面の「ログインとセキュリティ」からパスキーを設定できる。
  • 自社のショップを持つ人は、ログインの手間が離脱の原因になりうるので、会員ログインの方法を見直す材料にする。
  • 6倍速はAmazon自身の発表で測り方も公開されていないので、自社でそのまま当てはまるとは限らない。

もとになった記事・発表

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